夏バテに鍼灸!
こんにちは!鍼灸師の廣野です!
今日は夏バテについてお話していきたいと思います!
夏バテは
・外気の暑さにより消化酵素の働きが低下し、栄養の吸収が悪くなること
・冷房が利きすぎていること
などが原因で起こります。
東洋医学で夏バテは3つのタイプに分けられます!
1、気虚タイプ
気虚はエネルギーの元となる体力が低下していることで、暑さで気が大きく消耗され、体力の低下や食欲不振、元気がなく、だるいなどの症状が出ます。このタイプは夏風邪を引きやすいです。
2、陰虚タイプ
陰虚というのは体の陰のエネルギーが足りなくなっている状態で、暑さで大量の汗をかいて体内の水分を失い、脱水状態に近い状態になっています。口喉が渇く、手足がほてる、のぼせ、イライラ、頭痛などの症状が出ます。
3、陽虚タイプ
陽虚というのは体の陽のエネルギーが足りなくなっている状態で、冷房が利きすぎて新陳代謝が悪くなります。冷え症やむくみ、腹痛の症状がみられ、冷たい飲み物や食べ物を取りすぎで、胃腸の消化が悪くなることで消化器官を侵しやすく、消化不良や下痢などの症状が出ます。
*ツボ紹介*
・夏バテによるだるさ
湧泉
元気の出るツボ。疲れていて、全身がだるく、元気がないときに効きます!
場所:足の裏、指を曲げた時にできるくぼみ
・夏バテによる冷え症
三陰交
冷房による冷え症に効くツボ。むくみや女性器疾患に効くツボでもあります!
場所:内くるぶしから親指以外の指4本上の高さで骨の後方
・夏バテによる食欲不振など
足三里
夏バテで疲れきった体に効果的で、消化と排泄をコントロールして、体をすっきり元気にしてくれます!
場所:膝の下、親指以外の指4本下
夏を元気に過ごすために、栄養バランスのとれた食事、規則正しい生活を意識して過ごしてください!
このブログは柔道整復師の平林が監修しています。