2016 年 2 月 のアーカイブ

猫背

猫背とは・・・

背中が丸まった姿勢自体を指していたり、背骨が丸まったまま、元に戻りににくい状態をいいます。

症状は、背中の痛み、はり・こり。頚や肩の痛みやこりも併発する場合が多いです。

治療は、『背中やお腹の筋肉の柔軟性および筋力の向上』がメインとなります。

 

身体を支える時は、背筋と腹筋両方で支えるのが理想ですが、猫背の姿勢は、腹筋を全く使っていない状態です。

腹筋の柔軟性が低下していて、使えない状態であれば、ストレッチにより柔軟性の回復をまずしなければいけません。

伸ばせるが、すぐ疲れてしまうので長時間使えないのであれば、トレーニングにより、筋持久力の向上が必要となります。

腹筋を使い、背筋の負担を減らしても、症状が出るようであれば、背筋自体の筋持久力の向上が必要となってきます。

腱鞘炎

腱鞘炎とは、腱鞘とは、筋肉の端の部分を腱と言うのですが、その腱が通るトンネルがありまして、そのトンネルを腱鞘と呼びます。関節を動かす時に、この腱と腱鞘がこすれるのですが、使い過ぎると摩擦で炎症を起こしてしまったものを、腱鞘炎と言います。

厳密にいうと、手だけの疾病ではないのです(腱や腱鞘は手以外のところにもあります)が、使い過ぎるという点で、手に起こることが非常に多いのです。

症状は、指を使う時(物を握る、つまむ、タオルをしぼるなどの動作)だけでなく、ジッとしていての痛み、押されての痛み、熱っぽさ、場合によっては赤みがたり腫れもでます。

また、弾発指(ばね指)とよばれる、指の運動時に引っ掛かりスムーズに動かない症状も特徴の一つです。

治療は、『指の曲げ伸ばしに関する筋肉の柔軟性及び筋力の向上』です。

基本的に、使い過ぎ により起こる症状なので、

疲労が溜らないように 回復力を高める

負荷に耐えられる筋力をつける

ことが大事になります。

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

テニス愛好家に生じやすいのでテニス肘と呼ばれています。

実際にはテニス以外のスポーツでも発症しますし、よく手を使う女性は日常生活の中で発症する方も少なくありません。

上腕骨(じょうわんこつ)のひじに近い部分に上腕骨外側上顆(じょうわんこつがいそくじょうか)という場所があります。

そこには、手首や指を伸ばす筋肉がついています

これらの筋肉が繰り返し伸び縮みをすることにより

外側上顆に繰り返し引きはがされるストレスが加わり炎症が起こります。

治療は、『局所の安静』

『前腕の筋肉の柔軟性の向上とバランスの調整』が重要です。

繰り返しかかるストレス、ようは“使いすぎ”の状態ですから、まずはなるべく負荷が掛からないようにする必要があります。

しかし、日常生活で手を使わずに生活することはみなさん出来ないと思います。

使い方の工夫である程度、抑えることはできますが、症状の程度によってはテーピングやサポーターの着用が必要です。

前腕の伸筋群が固く、柔軟性が悪いと伸び縮みの際に、外側上顆へのストレスが増えてしまうので伸筋群の柔軟性の回復や向上が第一です。

また、一般的に手や指を曲げる力のほうが、伸ばす力よりも強いです。

ですから、前腕の屈筋群が固く縮んでいると、それだけでも伸筋群は引っ張られてしまいます。

それにより外側上顆へのストレスも増えてしまうので伸筋群だけでなく、屈筋群とのバランスも大事な要素となってきます。

痛みを緩和するという目的では鍼治療も効果的です。

(変形性)頚椎症

加齢性の変化であり、生理現象ではあるのですが、

頚椎(けいつい)の骨棘(こつきょく)(とげ状の突起)形成、

椎間板(ついかんばん)(椎体と椎体の間にあってクッションの役割をしている)の変性、

靭帯(じんたい)の石灰化・骨化などによって、頚椎の可動性や重量のある頭部や腕を支えるといった機能の低下、

脊髄(せきずい)から出て肩や腕に行く神経または脊髄が圧迫・刺激を受ける疾患です。

症状は、頚の痛みやコリ、手の痛みやしびれなどがあります。

ひどくなると、腕に力が入りにくい、細かな手の動きがしにくいといった症状が出ることもあります

治療は

『頸椎を支える筋肉の状態を良くする』

 『頸椎の可動性の回復、頚から背中の姿勢を良くする』

ことが大事になってきます。

頚の骨が変形するぐらいですから、当然周りの筋肉も状態が悪くなっています。

そして、筋肉による支える力が弱い、あるいは固くなって動かないことから姿勢の悪化につながり頸椎の変形がさらに進んでしまうのです。

筋肉の状態を良くして、頸椎への負担を減らし、可動性を改善していくことが大事になります。