2014 年 10 月 のアーカイブ

ジャンパー膝

下肢のスポーツ障害の一つで、ジャンプ動作などの繰り返しにより発生する膝蓋靱帯炎及び大腿四頭筋付着部炎の事を言います。

ジャンプ動作の多用により発生する、使いすぎ障害です。

大腿四頭筋の柔軟性の低下が要因の一つで、特に成長期の子供の場合、骨の成長に筋肉の成長が追いつかず、筋肉が常に伸ばされ続ける状態に陥り、その負担が膝蓋骨周辺に蓄積するために起こる障害です。

12~20歳、特に10歳代の男性に多く発症。

大腿の筋肉の柔軟性が重要となるため、日頃からストレッチする習慣をつけ、運動後はアイシングをして筋肉の損傷を最低限に抑えるようにしましょう。

治療は、『大腿の前の筋肉の柔軟性の向上、大腿部の筋肉バランス』が大事になります。

変形性膝関節症

変形性膝関節症とは、様々な原因によって膝関節の軟骨が磨り減ることで関節のクッション性が失われ、骨同士が衝突し炎症が生じる。更に繰り返し衝突することで骨が変形していく疾患です。

明らかな原因のない「原発性」と、外傷やリウマチなどの疾患に後発して起こる「続発性」があり、多くは50歳代から発症し、女性に多い。

主な症状は膝の痛みと水が溜まることです。

初期では動作の開始時に痛み、休むと治まります。正座や階段の上り下りが困難となり、安静時にも痛みが続くようになり、変形が目立ち、膝が伸びず歩行困難となります。

(カテゴリー:膝の痛み膝関節症など

腰痛(ぎっくり腰)

腰痛には、一般的に「ぎっくり腰」と呼ばれる急性腰痛症と、痛みは軽いものの強くなったり楽になったりを繰り返す「慢性腰痛症」があります。

 

急性腰痛症は不意の動作、とくにひねり動作で急に起きることが多く、慢性的な腰痛症は日常生活での不良姿勢による腰の筋肉の疲労などが原因です。腰椎周囲の筋力が弱く、適切な姿勢が保持できなかったり、腰椎周囲の筋肉に過度の負担がかかることが、腰痛の原因になります。

 

普段から重いものを持ち上げる際は、できるだけ体に引きつけて持ち上げたり、お腹からの距離を短くすることで、腰背部の筋肉にかかる負担を小さく出来ます。

椅子に座る場合は腰椎の前弯を減少させるために、膝の高さが臀部の高さよりやや高くなるようにするか、膝を組んで座るようにします。

立ち仕事の場合は、腰椎の前弯防止と筋肉の疲労を軽減させるために、足台を使うようにします。骨盤を水平に保つことで腰椎の前弯を減少させ、腰部の筋肉の疲労を減らすことができます。

いずれにせよ、同じ姿勢を長時間とり続けないようにすることが大切です。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは背骨の各骨の間にあるクッション材である椎間板が、潰れて飛び出してしまう状態を言います。

その飛び出した椎間板が、神経を刺激したり圧迫してしまうことで、腰の痛み、臀部(お尻)・脚のシビレや麻痺、痛みなどを引き起こします。

加齢による退行変性で生じますが、重い物を持ち上げる動作を繰り返すことでも発生します。

 

治療は腰に掛かる負担が原因ですので、それを除去する事を目指します。

そして負担に負けない腰の状態に戻す為に、硬くなった筋肉をほぐし、血行を良くする事が大事です。

肩こり

人間は二足歩行するために、元々首や腰に負担がかかりやすい体をしています。首から肩にかけての筋肉が姿勢を保つために緊張し、血行が悪くなって重く感じるのが「肩こり」です。

肩こりを引き起こす主な要因は、筋肉疲労と血行不良、末梢神経の傷などが挙げられます。

それらの要因が単独、または互いに関連して肩こりを引き起こします。

 

デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとる

椅子と机のバランスが悪く偏った姿勢を続ける

鞄をいつも同じ方向の肩に担ぐ

長時間冷房の効いた部屋にいて、体が冷えてしまう

 

こんな状況が身近にあるようでしたら、緊張した筋肉が疲労している可能性が高いので注意して下さい。

 

(カテゴリー:肩の痛み肩こり・五十肩など

四十肩・五十肩

四十肩・五十肩とは、統一された定義はなく、50歳代を中心とした中高年者に突然原因不明で発症する、痛みと運動制限を伴った症候群の総称です。

「肩関節周囲炎」という病名は五十肩と同義に用いる場合と年齢に関係なくより広い範囲の疼痛性疾患を指す場合があります。

 

原因は不明ですが、加齢による軟部組織の退行変性を基盤として炎症が生じ、痛みを伴って運動制限を生じると考えられています。

 

治療は、急性期は安静保持。血行を良くして炎症が治まるのを待つことが優先になります。

炎症が治まり急性期が過ぎたら、拘縮期となり、安静時痛は治まってくるが、運動時痛が顕著に見られる時期です。この時期には痛みの具合と相談しつつ、肩関節の周囲の筋肉の機能回復、関節の可動域の回復の為の運動療法がメインとなります。

肩の関節は、骨による安定性は低く、筋肉や靭帯で安定感を出しているので、筋肉の状態を良くしておくことも重要です。

また、肩甲骨の動きも重要なので、そちらも併せての治療となります。

(カテゴリー:肩の痛み肩こり・五十肩など

むち打ち症状

  • その名の通り、交通事故時(特に追突)に重い頭部が強い衝撃や不意の衝撃を受けたことにより、あたかも鞭を振ったように頚部を支点として体幹と別々に動き背骨がしなった状態となり、それにより様々な症状が出現することを言います。
    それぞれ大きく以下のようにわけることができます。
頸椎捻挫型 頚椎の周りの筋肉や靭帯、軟部組織の損傷で最も多くみられむちうち症全体の70~80%を占めているとされています。
根症状型 頚椎のならびに歪みが出来ると、神経が圧迫されて症状がでます。
バレ・リュー型 頚椎に沿って走っている椎骨動脈の血流が低下し、 頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気などの症状が現れると考えられています。
脊髄症状型 頚椎の脊柱管を通る脊髄が傷ついたり、下肢に伸びている神経が損傷されて、下肢のしびれや知覚異常が起こり、歩行障害が現れるようになります。
脳髄液減少症 一時的に髄液圧が急上昇しその圧が下方に伝わって腰椎の神経根にもっとも強い圧がかかりクモ膜が裂けると考えられています。 脳脊髄液減少症の症状はきわめて多彩で、いわゆる不定愁訴がそれに相当します。
(カテゴリー:交通事故(ムチウチなど)